碧の日記

千綿碧 福岡在住 猫好き

ウクライナ戦争 降伏という主張は間違いだったのか

ロシアがウクライナに軍事侵攻して4ヶ月が経過した。

ゼレンスキー政権は国外に脱出し、キーウは早々にロシア軍に占拠されるだろうという当初の予想に反し、ウクライナは強大なロシア軍に対して徹底抗戦を続けている。

 

私が侵攻の衝撃に圧倒されていた3月頃

ゼレンスキー大統領は降伏して国民の命を守るべきだ

という意見があった。

それに対して、例えば在日ウクライナ人のN氏は

降伏しても国民の命は守れない →徹底抗戦

という主張だった。

日本はアメリカによる占領しか知らないから、降伏すれば戦争状態は直ちに収束すると考えるのかもしれないが、ロシアはそんなに甘くないと言われれば、そうなのか⁉️と思ったりした。

 

日本に住む日本人の私がウクライナの行末を考えても仕方ないのだろうか。

しかし、日本もまたロシアの隣国であり、北方領土を不法に占拠されている状態で、対岸の火事ではない。

今日のウクライナは明日の日本かもしれないし、中国が台湾に侵攻すれば、日本は前線基地だ。

おそらく7月の参院選は与党が圧勝し、現政権が今後3年間は日本の舵をとると予想される。

その間にNATO(=アメリカ)がロシアとの戦闘に参戦し、第三次世界大戦が始まったら?

中国が台湾に侵攻したら?

日本政府はどのような選択をするのだろう。

傍観という選択肢があるとは思えないから、参戦の一択かな・・・

お金・土地・物資の提供、燃料補給等の後方支援、日本人が兵士として戦闘に参加。

参戦の程度を選ぶことはできるのだろうか。

 

私はどうする?

 

約20年前の湾岸戦争の時、当時60代だった父は言った。

「碧は子を連れて逃げろ!」

もちろん、日本が戦場になりそうな場合の話だが、長崎で生まれ育ち10歳のとき原爆を落とされた父には、米軍の戦闘機が飛行するニュース映像は他人事には思えなかったのだろう。

今回のウクライナ侵攻のニュースを見ながら、私は我が子に同じことを言っていた。

もしもの時あんた達は逃げなさい、と。

 

20年前、父に尋ねた。

「私たちが逃げた後、父さんはどうするの?」

日本は島国とは言っても大量の人間が上陸できる場所は限られている。

その場所に携帯ミサイル(スティンガーミサイル的な?)と一緒に自分たち高齢者を配置してもらう。

敵が来たらミサイルを打つ+本部に連絡くらいはできる、との事だった。

その時はふーんくらいに聞いていたが、

togetter.com

こんな記事を読むと、父が言っていたことはあながち間違っていなかったと思った。

そして、私にできるとしたらこれなんだろう、とも。

 

どんなに言葉を尽くされようと、戦争は嫌だし、死ぬのも痛いのも怖いのも不自由なのも空腹も不衛生も嫌だ。

絶対に絶対に絶対に嫌だ。

それはウクライナの人たちも同じだったはず。

でも、ロシア軍は攻めてきた。

 

降伏するか戦うか選択できるなら、私は迷わず降伏を選ぶ。

そして上陸地点の1つにミサイルと通信機器と一緒に配置されることを希望する、と今は思っている。

 

タイで大麻が合法化されたとのニュースを見たが、これってもしかしてアジアが戦場になることを予想してる?と思ってしまった。

日本が戦争の当事国となったら、と考えるだけでもこれほど気が滅入るのだ。

本当にそうなったら、クスリでもやらんと身が持たんだろう。

・・・・・上陸地点の1つに配置される時は、強いクスリも一緒じゃないと無理だな〜

クスリがあっても無理だけど。